私たち燦ホールディングスグループは、グループの経営理念(ミッション)、目指す姿(ビジョン)、価値観(バリュー)に基づき、ライフエンディングのトータルサポートサービスにおいて新たな価値と感動を創造するとともに、環境(Environment)・社会(Social)・企業統治(Governance)を経営の重要事項と認識し、環境・社会的課題(SDGs等)に真摯に取り組むことで持続可能な社会の構築に積極的な役割を果たし社会に貢献するとともに、グループの持続的な成長を目指します。
ESG推進委員会がESGに関する方針や活動計画の審議、決定等を行うこととします。また、同委員会は、社長が任命するESG推進担当執行役員を委員長として、ESG推進担当執行役員が指名する者にて構成されます。
ESG推進委員会において審議した内容は定期的に取締役会に報告し、各関連部署と連携実施することで、事業活動に反映させています。2025年3月期は、マテリアリティに対応した取組施策の進捗状況等について審議し、取締役会はそれらについて助言を行いました。
当社グループは中期経営計画(2025年度~2027年度)の中で、サステナビリティを重点テーマに掲げ、ESG経営の推進・SDGsの積極的な取り組みを行ってまいります。
ESG経営をさらに推進する5つのマテリアリティ(重要課題)の特定と目標設定、取り組みの進捗管理については、以下をご覧ください。
当社グループは、リスク管理を統括する「リスクマネジメント委員会」を設置し、「リスクマネジメント規程」及び「危機発生時対応マニュアル」を整備しています。当該委員会が中心となって、当社グループ全体のリスク管理体制・施策等の審議を行うとともに、事業活動に関係する様々なリスクへの対応を検討・実施・推進しています。なお、リスクマネジメント委員会のメンバーは、ESG推進委員会を兼務しています。
2025年3月期は、リスクマネジメント活動方針の検討や、取り組み計画の進捗のモニタリング等を行ったほか、リスクマネジメント意識向上のための社員向け教育を実施しました。また、前期(2024年3月期)は、(イ)戦略に記載の通り重要課題(マテリアリティ)の特定を行いました。その際、ESGに関するリスク・機会の観点から課題の優先順位付けを行っており、特に気候変動(Eのマテリアリティ)、人的資本(Sのマテリアリティ)、ガバナンス(Gのマテリアリティ)を、リスクの側面において重要であるとして特定しました。マテリアリティに関するこれらのリスクについては、ESG推進委員会とリスクマネジメント委員会が連携して対処してまいります。