グループの歩み

創業90年、葬儀専業最大手に成長

1932年に創業し、葬儀事業を拡大

当社の前身である㈱公益社は1932年大阪・北浜で創業し、「まごころ葬儀の創造」をモットーに戦前・戦後と業容拡大に取り組みました。1971年「千里会館」を開設、その後全国各地で設けられる葬儀専用施設の先駆けとなりました。1994年に業界で初めて株式を上場し、その後2001年にはこれも業界初となる東証・大証一部への上場を果たしました。
そして2004年に持株会社制への移行に伴い「燦ホールディングス株式会社」へと商号変更、グループとしてホスピタリティあふれるサービスを追求しています。

昭和32年ごろの公益社の本社ビル

創業時から受け継ぐ進取の精神

社史には創業前史として、自らが勤める大手百貨店の中に葬祭部門の新設を提案するも叶わず、それでも当時のベンチャービジネスである葬祭業に賭けて、職を辞して創業に参画した先達の話があります。
また、葬祭業の近代化を理念として、当時の㈱公益社は、創業当初から株式会社形態をとり、社員は服装規定に則り制服制帽を着用、バスの中刷り広告の実施、葬儀カタログ(料金表)の明示など、業界において次々と画期的な施策を打ち出しました。その精神は今の当社グループに引き継がれています。

昭和初期の社員

5つの事業会社でグループを拡大

葬儀3社と関連サービス1社、ポータルサイト運営1社で構成

持株会社である燦ホールディングス㈱を親会社として、葬祭サービスを提供する㈱公益社、㈱葬仙、㈱タルイの3社と、葬祭サービスに必要な機能を提供する葬儀関連会社のエクセル・サポート・サービス㈱、ライフエンディングサービスのポータルサイトを運営するライフフォワード㈱から成ります。葬儀事業のスケールメリットや会社間のシナジーを生かせるよう、グループ運営を行っています。

燦ホールディングスグループ

首都圏・近畿圏を中心に、山陰地方にも展開

人口が集中する首都圏、近畿圏を中心に、年間1万件以上の葬儀を施行しています。運営する会館数はグループ全体で84会館、地域別内訳は首都圏18、近畿圏52(うち大阪府27)、山陰(鳥取県・島根県)14となります(2023年3月末現在)。近年は首都圏・近畿圏を中心にスピードを重視したドミナント出店による営業エリアの維持・拡大を目指しています。

グループの出店数

ライフエンディングサポート事業を拡大

葬儀事業からライフエンディングのトータルサポート企業へ

私たちの事業の範囲は葬儀事業にとどまらず、ライフエンディングサポート事業へと拡大しています。シニア層の方々が安心して心豊かな老後の時間を過ごすために必要となる終活や日常生活に関する課題解決のサポートを行っております。
2022年4月、当社グループの社会に対しての存在意義「私たちのパーパス」を「シニア世代とそのご家族の人生によりそい、ささえるライフエンディングパートナー」と制定いたしました。
私たちは、シニア世代とそのご家族との長期にわたっての関係を築きながらトータルなサポートを提供することによって、その方の人生によりそい、ささえてまいります。

葬儀事業からライフエンディングのトータルサポート企業へ

当社グループが展開するライフエンディングサポート事業

当社グループが展開するライフエンディングサポート事業は、大きく3つあります。第1に、ライフフォワードの運営するシニア世代に向けた終活サービスのポータルサイトを通じた商品・サービスの提供、第2に、公益社・葬仙・タルイ(葬祭3社)による葬儀前後のサポートサービス、第3に、エクセル・サポート・サービスによるリハビリ特化型デイサービス施設の運営および高齢者施設での食事提供です。
これらの事業の領域を拡大し深めながら、シニア層の方々のニーズに合ったサービスを提供・サポートしてまいります。

当社グループが展開するライフエンディングサポート事業